2012年11月23日金曜日

来年の話ですが
2013年3月16日(土) 谷中HAGISOにてイベントあります。
詳細の告知は12月半ば チケット販売は1月半ばからになります。
HAGISOでは隔月でイベントを行なっていく予定です。
よろしくお願いいたします。

[出演]
栗コーダーカルテット、青葉市子、石田多朗
[席数]
60余席
[場所]
谷中HAGISO http://hagiso.jp/

また追って詳細を告知しますね

2012年11月9日金曜日


下記イベントですが、
更にL?K?Oさんの参加が決定しました。
是非お越しください!

ーー


出演者豪華過ぎイベント!やります
是非来て下さい。

『ニューフレンドvol.2』

[DJ]
L?K?O
[LIVE]
東京ザヴィヌルバッハ ( 坪口昌恭 + VJ矢島秀治)
Two Buffalo Daughters ( シュガー吉永 + 大野由美子 from バッファロー・ドーター)
アワーハウス+アリガス & 田中教順 (from DCPRG) 
[日時]
2012年12月1日(土)open16:00 start16:30 close20:30
[場所]

SECO(渋谷)http://secobar.jp/
[料金]

3,500円(1ドリンク付き)

予約をされた方が安全だと思います。
石田宛にお名前をお伝え頂ければ
予約を入れておきますので、ご連絡くださいーー!



L?K?O

クラブDJとしての『司祭性』とターンテーブリストとしての『実験性』を独自の文脈で融合させる異才。National Geographic級の視野からセレクトされた異種音源を、新たな物語へと昇華させてしまうそのPLAYは、時に『変態』と評されてしまう因果を背負い ながらも、TTC、Lightning bolt、JASON FORREST等、海外の強者達の賛辞を欲しいままにしている。また、OOIOO/オリジナルラブ/KILLER-BONG/灰野敬二etc…各分野の百戦錬磨の鬼才とのセッションワークでは、ターンテーブルという楽器が持つ可能性の極北を体現。そのバランス感覚溢れるオリジナリティがシーンにおける独自性を更に際立たせている。
08年、ASA-CHANG&巡礼のタブラ奏者U-Zhaanとのユニット『Oigoru/オイゴル』による、初のオリジナルアルバム 『Borshakaal brakes』をリリース。10年にはフランス制作のジャパノイズ/アバンギャルドシーンのドキュメンタリー映画『We Don’t Care About Music Anyway』の主要キャストの1人として世界中に紹介され、度々ユーロツアーを敢行。また話題のUstreamの音楽チャンネル『Dommune』での DJでは5000人近くの視聴者を3時間に渡り釘づけにし、話題に。
近年は、エジプト・モロッコ・トルコ・タイなど各国を渡り歩き、独自に各地の音源を発掘するプロジェクト【Culture Trek】を立ち上げ、順次mix CDをリリース中。またベリーダンスショップ「Fig」にて、CDショップ【muqaqa】を運営するなど、文字通り多岐にわたる音楽活動を精力的に長年 続けている。





東京ザヴィヌルバッハ<Tokyo Zawinul Bach>

東京ザヴィヌルバッハ<Tokyo Zawinul Bach>
ジャズとエレクトロニクスを共存させ、伝統と先鋭の境界線で独自のキャラクターを放つキーボーディスト坪口昌恭のリーダーユニット。自動変奏シーケンサー"M"を活用した変則グルーヴィな音楽性で、ジャズシーンだけでなくコアな音楽ファンやクラブ・オーディエンスたちにもアピ
ール。2012年8月NY公演を成功させ、10月最新作「AFRODITA」リリース。その他、キューバ勢ジャズメンとのNY録音作、ピアノトリオRemix、ソロピアノ等自己名義のアルバムを含め14枚発表。2008年上妻宏光(三味線)のアルバムをプロデュース。2011年映画「Lily」の音楽担当。『菊地成孔DubSeptet』『DCPRG』の鍵盤奏者としても、フジロックやBlueNote各店に出演するなど注目を浴びる。尚美学園大学/同大学院ジャズ&コンテンポラリー分野准教授。
坪口昌恭Official Website:http://tzboguchi.com/
Sound Cloud:http://soundcloud.com/tzboguchi
Promotion Video:http://www.youtube.com/watch?v=MLO5j-IEWzo&feature=youtu.be



Two Buffalo Daughters
Photo by : Great The Kabukicho


Two Buffalo Daughters
2010年から始まったシュガー吉永(G, Vo, etc.)と大野由美子(B, Mini Moog, etc.)のライブユニット。Buffalo Daughterオリジナル曲をラウンジーでポップ、ロックかつアートに二人だけで演奏。ふだんのBuffalo Daughter ライブでは聞けない名曲の数々も、アイデアと演奏力でリアレンジ。毎回その場所でしか実現できない実験曲なども織り交ぜ、いつものBuffalo Daughterとは違う一面を見せている。








2012年11月4日日曜日



新作を作りました。
『Quark(クォーク)』と言います。
全1曲39分の、完全な電子音楽です。
ちょっと耳慣れない音楽かもしれませんが、
スピーカーで小さめの音で聞いてもらえたら嬉しいです。





ひとまずCD-Rとウェブで販売します。

CD-R版は700円。ライブ会場などで販売。
ウェブ版は
wavデータ(41khz16bit。高音質バージョン)は500円 
http://gum.co/sREpl
mp3データ(itunesなどで売られている通常音質バージョン)は350円
http://gum.co/Pkfi

gumroadというデータ販売サイトを使うのは初めてです。

不備があるかもしれません。
もし不具合などあれば、すみませんがご連絡ください。
すぐに対処いたします。

ジャケットデザインは益子悠紀によるものです。
http://www.loftwork.com/portfolios/yuukisensyu


サンプル音源をsoundcloud上にアップしております。
http://soundcloud.com/taroh_ishida/quark-for-trial-listening

最後にQuarkの簡単な解説を記しておきます。

クォークは電子音楽作品です。
この作品では演奏というものをほぼ100%していません。
cycling’74社のmax/mspというプログラミングソフトを使い
arp2600という1960年代に作られた古いシンセサイザー
シミュレートしたソフト(arturia社)を自動演奏させています。
簡単に言うと機械(max/msp)が機械(arp2600)を演奏している、
というわけです。
両方の機械には”こういう動きをするように”という命令だけをしています。
その命令は非常におおざっぱで、ランダム性に富んだものになっています。
max/mspはそのおおざっぱな命令の中で勝手に演奏をする。
ある程度の枠はありながらも、その範囲内でどういった行動をするかは
プログラムを動かしてみない限りは分かりませんし、
動かす度に結果は異なってきます。 
制作者である私はできる限りそこには関与しないのです。
人間が演奏をするとそこには感情や思い、
瞬間的な意図が含まれるものですが、
『クォーク』で表現したいものはそういったものから遠く離れています。
菌類が良い例になるでしょう。
菌が生まれ、活動し、繁殖し、死ぬ。
同時に別所でまた菌が生まれ、活動し・・
こういった一連の動きは人間の通常の感覚と
簡単に相容れるものではありませんし、 
容易に把握が出来るものではありません。
しかしそこに何かしらの美しさを感じるのも事実です。
私はこのように、人為的な行動や感情から遠いところにある美しさや
面白さを追求した作品を作りたいと常々思っています。
本作品『クォーク』はその最初のとっかかりとして制作したものです。
2012年11月1日 石田多朗
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これからは作品発表の頻度をどんどんあげていくつもりです。
よろしくお願いいたします!